MPBのお茶への使用事例
お茶への使用法
1.山間地の日照不足になり易い所は、特に効果が有ります。
2.MPBを使用すると、芽吹きが早まります。
3.可溶性成分(旨味)の多い肉厚な葉が出来ます。
4.霜害の茶園に対して、素晴らしい回復力を発揮します。(平成8年の大凍霜害でも実証済み)
5.繁茂期に散布すると、根の発育を良くし枝の生長を促進します。
6.茶樹には、葉面散布の外、根に灌注しても効果があります。
7.葉が厚くなり、生葉の収量が増加すると共に、製茶の歩留まりが向上します。
8.MPBの使用により葉緑素の形成が盛んになり(葉緑素計で測定出来る)、色の濃い、つやの良い新芽を摘採出来ます。
MPBを使用した茶農家さんの声
静岡県静岡市水見色 勝山 俊郎 様
他社の葉面散布剤(S、A)と比較試験を行いました。
使用法 2往復で試験(2列づつで行った)
4/29 MPB区 800倍液を400L/10a散布。
S、A区 800倍液を400L/10a散布
摘 採 5/12
結 果 ・約25mの畦1畦で生葉3Kgの増収になった。
・摘採前に数人で調べたが、両区に差は無いように見えた。
しかし、摘採後の観察では、葉の手触りが、とてもしなやかだった。
静岡県静岡市足久保 佐藤 吉宏 様
使用法 1回目 4/10 800倍液を400L/10a 散布
2回目 4/20 800倍液を400L/10a散布
摘 採 5/5
結 果 ・4/15頃に肥料を散布する時、遅れ芽が動いている様だった。
・芽数が多い。今年は、芽数が少ないと言われていたが、
刈る前頃には芽数が多くなっていた。
・いつもは、遅れ芽が止まるのが、止まらずに伸びた為に、芽数が増えた。
(遅れ芽の伸びが良い。)
・葉肉が厚く、色、艶が良い。
・例年製茶が5/22~23に終わるのに、今年は芽が早く伸びたので、
5/17日頃には終わります。
・いつもほど蒸さなくても、荒茶の色が良いし、水色も良い。
・摘採は早めのほうが良い。
静岡県静岡市足久保 海野 良雄 様
無処理区を作らなかったので、差が分からなかった。
・二番茶にも使用しました。
静岡県静岡市足久保 佐藤 真澄 様
二番茶でMPBの効果をみる。
使用法 1回目 6/4 2回目 6/12
結 果 ・芽の伸びが良い。
・葉が大きくなる。葉の色が濃い。(畑の色が違うのが、一目で判る。)
・芽が大きくなるので2回目の散布7日後の摘採が一番効果的である。
(10日経つと大きくなりすぎるので遅い。)
静岡県静岡市 大原茶協同組合 渡辺 様
使用法 MPBの500倍液を500L/10a×2回 散布
結 果 ・色、艶、が非常に良かった。近所の人達に「何を使ったんだ」と言われる位に
素晴らしい色、艶になった。
静岡県静岡市足久保 吉本 邦弘 様
使用法 1回目 摘採23日前 2回目 摘採7日前
摘 採 5/12
結 果 ・芽伸びは変わらない様に思う。(見た目では良く分からない)
・茎が目立たず、柔らかい。(ケバが少ない。茎が少ない)
・収量が多い様だ。普通、150~200kgの所が、200~250kg有った。
・静岡茶市場でも500~600円/kg高く売れた。
・少し品質が良かったのではないかと思う。
静岡県静岡市足久保 海野 金一 様
使用法 1回目 4/17 2回目 4/24
摘 採 5/17
結 果 ・お茶が始まった頃(5/初)は、芽が出ていなかったが、
ここ1週間で、みるみる伸びた。(5/17現在、まだ、芽が止まって居ない。)
・芽が大きい(15cm位)わりに柔らかい、今までなら硬くなってしまう。
・緑化はしていても、硬化しない。
・二番茶にも使ったが、畑で葉色の違いが分かった。
静岡県静岡市足久保 海野 博章 様
結 果 ・1回だけの使用の為に余り良く分からなかった。
・MPBを入れた花瓶の水が全く腐らなかった。
・今日3週間目位で水を捨てたが、茎がヌメヌメになっていなかった。
静岡県静岡市足久保 佐藤 昇 様
結 果 ・品評会用の幼木に、2回散布した。
・増収した気がするが、木が昨年より1年大きくなっているので、はっきりしない。
静岡県静岡市足久保 佐藤 幸雄 様
結 果 ・1,000倍液を2回散布した。
・芽が柔らかい感じがする。
・大きい割りには、良くよれる。
静岡県清水市小河内 望月 正 様
結 果 ・1番茶前に3回散布、収量が多かった。特に2番茶の量が多かった。
また、価格も950円/kgと高かった。
静岡県清水市小河内 大沢 正美 様
1番茶に使用
使用法 500倍液と800倍液で使ってみた。(400L/10a散布)
結 果 ・800倍液区の方が、伸びが良かったように思う。500倍液区の伸びはもうひとつ
だったが、葉肉が厚く、節間がつまっている様だった。
・無処理区より市場で高く売れた。
静岡県静岡市足久保 小林 嘉男 様
使用法 1回目 摘採21日前 2回目 摘採14日前
品 種 おもいかおり
結 果 ・余り変化が見られなかった。
・手ざわりも他と比べて余り差が無いように思った。
・芽数が少なく、小さめで刈って、収量は昨年と同様で有った。
・葉肉が厚い。
静岡県静岡市足久保 海野 敏郎 様
結 果 ・幼木の為はっきり分からないが、古い葉の色が良くなる。
静岡県静岡市足久保 林 美治 様
1回散布しただけ。
結 果 ・伸びはわからなかったが、葉の緑が濃い。
静岡県静岡市足久保 上野 肇 様
使用法 摘採20日前に800倍液を散布
摘 採 5/12
結 果 ・刈り取った後の新芽の色が良い。
・割合、葉が「しなしな」している。
・二番茶にも使用したが、葉の色艶が良く葉肉も厚くて、
収量も多い様に感じられた。
静岡県静岡市足久保 福島 正 様
使用法 4/8 800倍液を散布
結 果 ・葉に照りが有る。
・1回しか散布しない為はっきりしなかった。
・薬の臭いが薄くなる
静岡県静岡市足久保 福島 英夫 様
品評会用の茶園に散布
使用法 1回目 4/14 800倍液を散布、2回目 4/20 800倍液を散布
摘 採 4/26
結 果 ・葉の色、艶が良い。
・荒茶の色も抜群に良い。
・古葉の色が良い。
・静岡茶市場で、3万円/kg の値がついた。(5/14静岡新聞掲載)
・MPBの散布液が残ったのでジャガイモに1回散布したところ、葉色が凄く良い。
静岡県 佐藤 真澄 様
2番茶に対するMPBの効果
使用法 6/4 1回目散布 6/12 2回目散布
結 果 ・芽の伸びが良い。
・葉が大きくなる。
・良くよれる。(製造の時)
・茶園の色が全く違う。(色が濃い。)
・MPB散布7日後の摘採が良い。10日経つと大きくなり過ぎる。
静岡県富士宮市神成 渡辺 増孝 様
霜害を見事に克服して増収、増益
使用法 4/27と5/6の2回霜害を受けたので、5/7に刈り込み整枝を行った後、
MPBの1,000倍液を茶樹の上から充分に散布しました。
更に1週間後にもう一度、1,000倍液を充分に散布しました。
結 果 ・新芽の伸びがすごく早い。
・芽の揃いが非常に良い。
・2週間後の5/20に摘採した生産量が1.5~2.0tも有った。(普通は0.6~0.7t位)
これは荒茶が330kg有ったことで証明できます。
・価格も10日前の物と同じ1600~1,650円だった。(普通は900円位)
・摘採の時、例年だと1列で一杯になる袋が、今年は半分も行かない内に
一杯になってしまう、と作業をしている親戚の人達が驚いていました。
・5列だけMPBを散布しなかったが明らかに差が有りました。
(お茶摘みの人達の話を聞いただけで良く解りました。)
・上記のように霜害に逢っても、MPBを散布することにより、良品質な物が
増収できることが良く解りました。
静岡県沼津市平沼 成島 清 様
(第26回 静岡県茶園共進会 農林水産大臣賞 受賞者)
結 果 ・MPBを薦められて使ってみたら、自分の理想とする芽が出るようになり、
園相も良くなりました。葉の色が良く、硬葉にならず、収穫量も多く、非常に
喜んでいます。使い方は、萌芽期から年間7回~8回散布します。
特に私は、二番茶後最低3回は散布します。これは、蓄積澱粉を多くする為に、
是非必要だと考えているからです。この蓄積澱粉が、翌年の一番茶を左右します。
・今年は、3/20、4/20、5/26、6/5、8/4、8/19、9月下旬の予定です。
・希釈倍率は、800倍とし、10a当たり500~600Lと、充分散布します。
農薬と、混用できるので、手間もかからず便利です。MPBの使用により
「沼津のお茶のレベルアップ」につながれば最高だと思っています。
静岡県沼津市東椎路 大嶽 敏彦 様
結 果 ・MPBは、全部の園に散布した為、比較対照が出来ずに生葉については、
良く分からなかった。しかし製品については、色、味、共に良く、特に重たい、
目方のあるお茶が出来たように思います。品質が良くなり、しかも、
収穫量が多くなる、お茶の生産農家にとっては、まさに福音です。
・今年は、4/3、4/20、6/15、7/25 に散布しました。
・希釈倍率は、1,000倍で、10a当たり250~300L散布しました。
・MPBは、何とも言えぬ予感がする。2年~3年先が楽しみです。
静岡県富士市船津 秋山 幹雄 様
結 果 ・自園のお茶も良くなり、製品の品質が上がり、喜んでいます。
・生葉の生産者にも、MPBの使用を薦めています。
静岡県富士市船津 西家 厚 様
使用法 1,000倍液を500~600L/10a散布。散布日は、3/16、4/2、4/15、4/28(一部)
6/7、6/16(一部)、6/27(一部)、7/6(一部)、7/16(一部)、8/2、9/5
摘 採 やぶきた 5/6摘採(一番茶)1,400kg/9a(10a換算で1,556kg)
さやまかおり 6/22摘採(二番茶)2,300kg/13a(10a換算で1,769kg)
結 果 ・葉の色、艶が良く、近所の人達からどんな肥料を使ったのか、と聞かれる位、
差が有りました。葉に厚みが有り、しかも柔軟性が有りました。また、霜害を
受けましたが、その回復力が素晴らしく、収穫量が極めて多くなりました。
熊本県人吉市 人吉共栄株式会社
結 果 ・人吉地区には、300町歩の茶園が有り、そのうち30町歩は有機栽培ですが、
堆肥が足りないので、未熟堆肥がかなり入るが、MPBを散布しておけば、心配は
全く要らない。4/10の晩霜にも、被害が少なかった。葉に粘りが有り、製茶の時、
蒸しが浅くても良い。生葉で1トン以上も有った。