製品名 | ダコニール1000 |
---|---|
種類名 | TPN水和剤 |
有効成分 | テトラクロロインソフタロニトリル(TPN)40.0% |
性状 | 類白色水和性粘稠懸濁液体 |
包装 | 250ml、500ml |
適用作物 | 作物名、適用害虫、使用方法については、こちらをご覧下さい。 |
主な特長 | ・広範囲の病害に有効です。 ・発売以来耐性菌の出現事例はありません。 ・薬液調製が容易です。 ・水中分散性・懸濁性に優れていますので、所定量を水中に入れ撹拌すれば、速やかに 安定した散布液ができます。 ・有効成分が微粒子なので植物に均一に付着し、高い防除効果を発揮します。 ・薬剤による汚れが少ないです。 |
注意事項 | 効果・薬害などの注意 ・使用前に容器をよく振る。 ・石灰硫黄合剤とは混用しない。 ・ストレプトマイシン剤及びホセチル剤と混用する場合、必ず本剤を先に所定の濃度に希釈してから それぞれの剤を加える。 ・稲(箱育苗)に使用する場合、薬害のおそれがあるのでヒドロキシイソキサゾール剤(但し、 ヒドロキシイソキサゾール・メタラキシル剤は除く)との同時施用及び近接処理はさける。 緑化期に使用する場合、発病後の処理では効果が劣ることがあるので注意する。 育苗箱から希釈液が漏出しないように注意する。 ・りんごに使用する場合、ゴールデンの後代品種 (つがる、世界一、ジョナゴールド等)には、 葉に薬害を生ずるので使用しない。 また、本剤の散布により、サビ果が多くなるおそれがあるので落花後20日間は散布しない。 ・なしに使用する場合、二十世紀以外の品種には葉に薬害を生ずるので使用しない。 また、二十世紀であっても7月以前に使用すると葉に薬害を生ずるので7月以降に使用する。 ・有袋栽培のももに使用する場合、除袋直後の散布は果面に日焼け症状が出るおそれがあるのでさける。 ・いちじくに使用する場合、果実に薬害が生ずるおそれがあるので、果実肥大期の初期あるいは 夏期高温時の散布はさける。 ・ねぎ及びわけぎに土壌灌注する場合、は種時から出芽直後の処理は、生育抑制のおそれがあるので 注意する。 ・レタスに使用する場合、生育遅延のおそれがあるので高温期の灌注はさける。 ・しそに使用する場合、薬液による汚れが生じるおそれがあるので、葉にかからないように株元に 散布する。 ・花き類に使用する場合、花弁に薬液が付着すると漂白・退色などによる斑点を生じる場合があるので 着色期以降の散布はさける。また、薬液による汚れが生じるおそれがあるので、 収穫間際の散布はさける。 ・芝に使用する場合、夏期高温時の散布、特に暖地では葉に薬害(黄変または褐変)を生ずる ことがあるので注意する。 ・使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、 病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 ・適用作物群に属する作物又はその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において 事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。 なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。 安全使用上の注意 ・誤飲に注意。 ・本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。眼に入った場合には直ちに水洗し、 眼科医の手当を受ける。 ・本剤は皮膚に対して刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意する。 付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。 ・夏期高温時は使用しない。 ・使用の際は保護クリームをつけ、農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣等を着用する。 作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをして衣服を換える。 作業時の衣服等は他と分けて洗濯する。 ・かぶれやすい人は作業に従事しない。施用した作物等に触れない。 ・蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にかからないように注意する。 ・街路・公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係の ない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、 人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。 ・水産動植物(魚類)に強い影響を及ぼすおそれがあるので、河川、湖沼及び海域等に飛散、流入 しないよう注意する。養殖池周辺での使用はさける。使用した苗は養魚田に移植しない。 移植後は河川、養殖池に流入しないよう水管理に注意する。 (魚類)水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼす怖れがあるので、河川、養殖池等に飛散、流入しない よう注意する。使用残りの薬液が生じないように調製し、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、 河川等に流さない。空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。 保管 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管する。 |